最近は、首都圏でも見られるようになった 山形の「だし」。パックで通年で売られていたりします。ねばねばしたものの中に、きゅうり、みょうが、紫蘇の葉、などが入っています。
「だし」って言われてもですが、夏にでてくる料理です。分野的に浅漬に該当するかと思います。
ネバネバは何なのかというと、なっとう昆布です。オクラではありません。山形の地元のスーパーではだし用のなっとう昆布が1袋15gのパックで売られています。山形丸魚 社製 です。なっとう昆布は、一般的に知られている「がごめ昆布」です。水につけると物凄く粘ります。
◎ 作り方
なっとう昆布を少量の水につけて、粘り気をだしておく。
夏系の野菜、きゅうり、みょうが、大葉(しそのは)、なす、白ネギを細かく刻みます。
他の夏野菜系もありです。オクラやピーマンも美味しいですね。
なお、ナスは空気に触れるとどんどん酸化するので、既製品のパック製品からは抜かれているようです。本来はナスは必須です。
なっとう昆布を水にいれたものに、刻んだ野菜を入れて、かき混ぜて、醤油で味付をします。
最後に冷蔵庫に1時間くらい入れて味をなじませて完成です。